TwitterのつぶやきとGoogleスプレッドシートによる自動家計簿システム
まず、システム(大嘘)の説明の前に、
自身の状況について説明する。
正直、自分が作ったのはシステムと呼べるほど技術的なものではない。
実用重視で自分の家計管理のために作った、ただの仕組みである。
記載したシステムについて、興味を持たれた方・使ってみたい方は、
ご気軽にお問い合わせください。
事前に準備いただくものは、ツイッターアカウントのみです。
mykakeiboさん(ITエンジニア)に依頼・外注する | 簡単ネット発注なら【クラウドワークス】
よく使う支払い方法
- クレジットカード4枚
- QR決済
- PayPay
- 自分はYahooカードを持っていないので、ATMからの現金入金をしている。しかし、最近は還元率が0.5%なので、クレカを使っていて、PayPayしか使えない店でしか利用しないため、頻度は低い
- 楽天Pay
- 溜まったポイントを利用するため、使うこともある。頻度は低め。
- PayPay
- IC決済
- 現金
- 現金しか使えない店、友人との割り勘。水道代など。
現在ある程度自動で集計できているもの
クレジットカードの利用額
- Amazon(メイン)
- 楽天(サブ)
- 明細確認サイトへログインしcsvファイルをダウンロード
- ETC用
- そもそも、csvをダウンロードできない。解約を検討中。
- 公共料金用(水道以外)
- 明細確認サイトへログインしcsvファイルをダウンロード
システムで実現したいこと
クレジット以外の決済を集計できるようにする
作成したシステム
クレジット以外の支払いをした時に、値段やお店をツイートするだけで、
ツイートを自動集計し、スプレッドシートへ書き込んでくれるシステム。
システム構築で必要なもの
呟きイメージ
こんな感じで、クレジットカード以外でお金を使った時に、
金額、お店名、品物名、カテゴリ、支払い方法、支払いブランド、エビデンス
というフォーマットに従い、全角カンマ「、」または半角カンマ「,」で区切ってツイートする。ただそれだけ。
このフォーマットは、利用状況に応じて直していきたい。エビデンスなどは不要になるかもしれない。
上記のように呟くと、
自動で入力してくれるプログラムを書いた。
これで、あとは、この自動収集したデータを、クレジットカードのcsvをまとめた
スプレッドシートへコピペするだけで、毎月の利用額が半自動で把握できるようになった。
上記スプレッドシートから、スプレッドシートの関数機能で、以下を別シートへ出力するようにしてあり、各項目いくら使ったのか把握できるようになりました。
恥ずかしいので、利用額は、ほぼ、黒塗りしてありますが。
差し引き後、という列はわかりにくいですが、
収入ー出費を計算して、その月がプラスマイナスいくらになったのか計算しています。
自分だけの家計簿自動作成システムを考えてみた
自分について
- 会社員
- 30代 独身
- ポンコツITエンジニア
- 仕事歴6年弱
家計簿を作成しようとした動機
一応、大まかな出費について、把握しているつもりだったが、
アラサーならぬ、サー以上になったこともあり、しっかり家計を見直したいと思った。
また、QR決済やチャージ式ICカードなど、様々な支払い方法が乱立してきて、全体の出費を月ごとに確認したいと思った。(小並感)
できていたこと
- おおよそ毎月の出費額を把握していた
- 各クレジットカードの利用明細額の確認
- だいたい、今月は、食費がXX万円、交際費XX万円程度を把握していた
- 毎月、特定の日にちの口座残高を確認して、プラス推移しているかを把握していた
やりたいこと
以下を毎月レベルで、把握できるようにする
- 何にいくら使っているか
- どの支払い方法で、いくら使っているか
- 現金をどれくらい使っているか
- 友人との食事など、割り勘で、いくら支払ったか
家計簿自動作成システムを作成しようと思いたった理由
Youtubeの家計簿管理動画をみたところによると、
最近のアプリ・ツールはすごいらしい。
例えば、よく聞くのが、マネーフォワード。
銀行残高の記録や、クレジットの利用履歴を自動で収集し、毎月何にどれくらい使っているかを自動で集計し、グラフ化までしてくれるらしい。さらに、レシートの写真を撮ると、自動で利用額などを読み取ってくれる機能もあるらしい。
しかし、以下の理由から、これらのサービスの使用を断念した。
- ネットバンキング用のログイン情報を入力する必要がある
- クレジットカード利用額確認サイトのログイン情報を入力する必要がある
- 現金やその他ICの支払いは、自分で入力する必要がある
- サービスを移行するとき面倒臭い
1,2について
これらのサービスが、どのようにクレカ利用情報を自動で取ってくるのか疑問だったが、やはり、ログイン情報を入力して、自動取得している模様。(もし違っていたら知らせてほしいです。利用しますので。)
もちろん、万全なセキュリティ対策がされていると思うが、これらの重要なアカウントのログイン情報を、第三者へ知らせるのは、ITエンジニアのはしくれとして、いくら便利とはいえ、躊躇する。
クレカ明細確認システムの利用規約とかに、第三者へのログイン情報の提供って許可されていたっけとか不安になってくる。また、これらのサービスの保証がどうなっているのかも気になってくる。
まぁ、クレジットの利用額は、もともと定期的にcsvファイルや利用明細PDFを確認していたので、自動化しなくても良いかと考えた。
以上の理由から、ログイン情報(ID、パスワード)を提供するのは、不安なので、利用を断念。
3について
結局、現金やIC(交通系やチャージ系サービス)の利用時は、自分で入力する必要がある。毎月のトータルの出費を計算するには、これらの出費も集計するのは、必要不可欠。スマホを用いてもっと身近で手軽な方法で、入力する方法がないか模索した。(アプリでの入力やレシート読み込みも十分身近で手軽ではあるが、わざわざアプリを開いて入力するのすら面倒な自分には、続ける自信がなかった)
結論、あとで説明するが、Twitterを使って呟いて集計するようにした。
4について
あまりないとは思うが、突然、これらのサービスが終了したり、有料になったりしたら、移行が面倒である。例えるなら、iPhoneユーザがAndroidへ移行する作業(最近はだいぶ楽に移行できると聞いたが)。とでもいった感じか。
以上の背景から、手動と自動ハイブリットおれおれ家計簿作成ツールを作ろうと思い立った。